主治医のいらない診療所(だっけ?)で飲む酵素のダイエットが放送されて以来、わたしも気になっていたのだけれど、いつのまにやら、世の中で大ブームになっていましたね。
でも、酵素とは、そもそもなんでしょう?
身近なところでは、よく個人がやってるっぽい薬局のガラスのとこに、万田酵素とか、大高酵素のチラシみたいのが貼ってあるのを見かけます。そのイメージからか、お年寄りの滋養強壮にいいものなのかなって思ってました。養命酒の仲間かなーとか。漢方かなーとか。
実物を見たこと無いのに、きっと黒くてドロドロした苦い液体なんじゃないかと想像していました。
調べてみると、実際には酵素ってとっても身近な存在でした。
消化酵素は、食事のたびに自分の身体で使っているし、楽しい飲み会中にはアルコール分解酵素がせっせと働いてくれているんですね。
消化酵素意外の代謝酵素と呼ばれるものは、とにかく、呼吸から、手足を動かしたりなどすべての生命活動に関わっているんです。わたしたちが生きていくのに、酵素はなくてはならないものなんですね。
お肉とか高カロリーなものを食べ、お酒をガブガブ飲み、、、なんていう生活をしているわたしみたいな人は、自分の手持ちの酵素をがんがん使いまくっちゃっているわけです。
酵素が体内で作られる量には限界がありますから、使いすぎて酵素が不足すると、消化不良で胃もたれしちゃったり、代謝酵素が不足すれば、効率よく脂肪を燃やせないから太りやすくなったり、老廃物が身体にたまって、毎日だるい、なんてことになったりと、様々な不調が出てくるんです。
しかも、赤ちゃんの時にはいっぱい作ることができたのに、年齢を重ねるにつれ、体内での酵素生成量は減ってしまいます。中年以降の人は特に酵素が少なくなっていますから、注意が必要みたいです。