食物酵素について

わたし達が身体の中で作っている酵素のうち、消化酵素と同様の働きをしてくれるのが食物酵素です。
生の食品に含まれていて、その食べ物自体を自分で消化する働きがあります。
そして食物酵素が食事で摂取できる分、体内で作ったものを使わずに済みます。

人間の体内で作られる酵素は、消化・代謝の2種類の酵素です。全体の量が決まっていて、どちらかを多く使ってしまうと、その分もう片方が不足するというバランスになっています。だから、消化の為の酵素を食べ物に含まれているもので代用すればするほど、代謝のほうに使う分が増えて、働きがよくなるというわけなんです。

代謝酵素がどんな時に必要かというと、消化以外のわたしたちの活動全てです。呼吸するのも、内臓が動いているのも、脳で何か考えたりするのも、病気に対する免疫力を発揮するのも、手足を動かすのも、もう何でもかんでも酵素がないとできないのです。
だから、消化酵素を温存することが、体の調子全体にいい影響を及ぼすんです。

食物酵素を摂取するためには、生で食品を食べることです。酵素は熱に弱く、48度程度で活性が失われてしまうため、加熱調理をしたものには含まれていないのです。
生野菜や果物、お刺身や生肉(ユッケなど)を意識して食べるようにしましょう。
発酵食品にも酵素は豊富に含まれていますので、みそや納豆なども有効です。
毎食、少しでも多く生の食品を食べるようにするのが健康生活への第1歩といえるかもしれません。

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このページは、98skateが2011年4月16日 20:23に書いたブログ記事です。

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